2012年11月05日

あるがままの自分にくつろぐ

阿部敏郎さんの著書「いまここ」からの抜粋です


「完璧であろう」とする努力をやめれば、

物事は自然に落ち着くところに落ち着いてきます。


「自分以外の誰か」になるのをやめ、

あるがままの自分にくつろいだとき、

心に平安が広がります。




……………そう言われると、なんかわかった気がするんだけれど、具体的にどうすりゃいいのってなりますよね


でも、この意味がわかったときって、これしか言いようがないってこともわかる

なんなんでしょうねっ(^o^)  


2012年11月06日

一件落着!

阿部敏郎さんの著書「いまここ」からの抜粋です


「幸せになるために○○をしよう」とか、

「悪いことが起きないように、○○をするべきだ」とか。

それって全部、未来志向(結果志向)。

未来なんてどこにもないのに。

いつも「いま」があるだけなのに。


未来志向になると、「失敗しないように」と深刻になっちゃう。

みんな、あまりにも生真面目で深刻なのは、未来志向だから。

実際の話、「いまここ」には何ひとつ問題はなくて、


『すでに僕たちはすべてを得ていて、これ以上、何もいらないんだよ。』


はい、一件落着!



……………不安を煽ってセールスすることに疑問を感じてきました。

『真実(ほんとうのこと)』を伝えたい

『ほんとに伝えたいこと』をもっともっと伝えたい

と感じる今日この頃。
  


2012年11月07日

真理は自分の中にある

阿部敏郎さんの著書「いまここ」からの抜粋です


この社会は権威が好きで、大僧正とか老師とか枢機卿とか教祖とか、

なんたらかんたらの人たちのほうが、真理を体得し悟っていると思っている。

そして、そんな人たちの話をありがたがって聞いている。

その誤った態度が、自分たちを真理から遠ざけてしまうのに。


真理は宗教の専売特許じゃない。

『僕たちの中にある普遍的な本質だ。』


伝統宗教も新興宗教も内部に階級を設けて、権威を持たせることで堕落してきた。

それは単なる搾取の構造にすぎない。

あらゆる権威を排除して、

『己の中に最高の権威を見つけ出そう。』


それこそがピュアな仏道であり、本来のすべての宗教が目指す形だと思う。




……………伝統宗教のひとつ、真言密教を学ぼうとしている身としては、耳の痛い話ですが

私が欲しいのは『権威』ではなくて『真理』ですから。

…ホンマに???  


2012年11月08日

とてつもない男

阿部敏郎さんの著書「いまここ」からの抜粋です


昔むかし、アレキサンダー大王がアジア遠征のためにインドに差しかかったときのこと。

その地方には人々の宝とも言うべき、とてつもない男が住んでいるという噂を聞きつけた。

アレキサンダーはぜひともその男に会いたいと思い、その男が住むという川のほとりにやってきた。

どこにもそれらしき屋敷はない。

どうやら宿無しの変わり者のようだ。

「あの男でございます」

村人が指差した先には、木陰で裸になって横たわっている物乞いのような男の姿があった。


「あれのどこが宝なのだ」


「あのお方の素晴らしさは外側ではわかりません。すべては内なる宝にございます」


アレキサンダーは男のもとに近寄って尋ねた。


「何をしておるのか?」

すると反対に、男が大王に聞いた。

「あなたは何をしておられます?」

「ワシは東に遠征中だ」

「遠征してどうなさいます?」

「世界全体を征服するのだ」

「征服してどうされます?」

「おかしなことを聞くな。全世界がワシのものになったら、そのときはゆっくり休むとするさ」

すると、裸の男はこう言った。


「私はいま、休んでおるのです」

……。



僕たちはどこに向かってるんだろう。

本当はもうとっくにゴールにいるのに。

というより、遠征してるつもりになってるだけで、どこにも行っていないんだ。

『いつも、「いまここ」があるだけだ。』




……………これを読んだとき、「あぁ、今まで興味をもったり、勉強したりしてきたこと、すべては“悟り”をひらくためだった!」

…って思ったんだけど…

「あれ?じゃあ、悟りをひらいたあとはどうすんの?」


「………あっ」  


2012年11月09日

いま、幸せになろう!

阿部敏郎さんの著書「いまここ」からの抜粋です


いつも遠くのほうに、花が咲き乱れて明るく美しい理想郷が広がっている。

僕らはその地を目指して、今日も生きている。

その地に入るには、いまよりも素晴らしい仕事、多くの財産、信頼に満ちた人間関係、そのほか諸々が必要だと思っている。

その一つひとつを手に入れ、約束されたその地に入ってみると、これはどうしたことか。


遠目にはあんなにキレイに見えた花畑も、土がむき出しになっていたり、荒れていたり、たどり着いてみれば、いままでいた場所とたいして変わらない。

するとまた、彼方に素晴らしい理想郷が見える。

そこでまた頑張ってそこにたどり着こうとして、今日という日を未来に投資していく。

そしてまた、たどり着いてみたら……。


足を止めて、深呼吸してみよう!


目の前のゴツゴツしたこの現実を楽しんでみよう!


いま、呼吸ができて、生かしてもらっていることに感謝してみよう!


理想郷が自分を幸せにしてくれるんじゃない。


『幸せな自分のまわりに、理想郷が作られるんだ。』


幸せな気持ち……それは感謝の気持ち。


幸せな気持ち……それは素直な気持ち。


そんな気持ちを持つのが難しくなってしまった人……それほど時間をかけずに、そんな自分になれるんだよ。


その感覚は、いつだって心の底に眠っているのだから。




……………ポイントは、“呼吸”からの“瞑想”  


2012年11月10日

えい!

阿部敏郎さんの著書「いまここ」からの抜粋です

もし失敗したらどうするのか……。

ますます大変になるぞ……。

お前にそんなことができるものか……。


この世にいるのは、不安がある人とない人じゃなくて、


「不安だからやめてしまう人」と、


「不安でも行動する人」の2種類かもしれない。


不安を小脇に抱えて……えい!


大丈夫……みんな、うまくいくよ……(天の声)




……………よ〜しっ

えいっっっっっ(笑)  


2012年11月12日

何をやるかは問題じゃない

阿部敏郎さんの著書「いまここ」からの抜粋です


考えてみれば、日々の活動の多くは、何かのためにやっているよね。

掃除はきれいにするためだし、

仕事は給料をもらうためだし、

やっていること自体を味わうことは少ない。


いまやっていることが何であれ、

そこに心を込めて、深く自覚している状態を「禅」というんだよ。

それこそが生きるということ。


何をやるかが問題じゃない。

【どんな自分でそれをやっているか、それが大切なんだ。





……………歩くときは、その一歩一歩を味わいながら…洗い物をしているときは、その水が手に触れる感覚も味わいながら…幸せな自分で“やる”のだっ  


2012年11月12日

夜、寝る前に

阿部敏郎さんの著書「いまここ」からの抜粋です


今日も1日、頑張ったね。

うまくいったこと、いかなかったこと、全部にご苦労様。


わずかでも人を喜ばせようとした自分に

『よくやったね』


自分の都合を優先させなかった自分に

『偉いじゃん』


今日も最後に自分をほめて寝ます。


おやすみなさい。



……………あのね、私には私専門の応援団長がいるのです(笑)

私が何をしようと、何を考えようと、“他”からどんな批判を浴びせられようが、お構い無し(笑)( ̄▽ ̄;)

とにかく、私は“大丈夫”なのです

ホンマは、誰にも専門の応援団長がいるんだよ〜  


2012年11月13日

「ど真剣!!」に生きる

阿部敏郎さんの著書「いまここ」からの抜粋です


人生にどうでもいい時間なんてない。

人生にリハーサルなんてない。

いつだって、1回限りの本番なんだ。

いまもね。

そんなわけで、今日の合言葉。


「ど真剣!」


「ど真剣!」って言葉を見て、「大変そう」って感じた人がいたかもしれない。

でも、「ど真剣!」っていうのは力んで生きるのとは違うよ。


むしろ、『リラックスするのがコツ』なんだ。

真剣っていうのは、「心を込める」「身も心も100%」ということ。

要は、「いまここ」で、ゴチャゴチャ頭で考えずに、目の前のあるがままの状況に、心を開いて取り組むということ。

それはとてもシンプルな行為だよ。

しかも無駄がなくなる。


ベトナムに、ティク・ナット・ハンという有名な禅僧がいるんだ。

ベトナム戦争時には、敵味方なく多くの命を救った人。

彼は、「禅とは何か」という問いかけに、

『いまここを自覚していること』

『目の前の現実に心を込めること』

と答えている。

それが「ど真剣!」ということだよ。


「皿を洗うときは皿を洗え」ってね。


1回きりの今日をとことん生きようぜ!



……………あなたは いまどこに  


2012年11月14日

「いま、このとき」に心を込める

阿部敏郎さんの著書「いまここ」からの抜粋です


もっと頑張んなきゃ。

もっと強くなんなきゃ。

人に甘えないようにしなくちゃ。

自力で人生を切り開かなきゃ。


自分に言い聞かせてきた「〜〜しなきゃ」って言葉に縛られていると、

楽しいはずの人生が重たくなっちゃうよ。

そんなことは忘れて、『いま、このとき』に心を込めてみよう。

そうやって過去から自由になると、

自分が立派じゃなくても、

頑張らなくても、

賢くなくても、

まわりから感心されなくても、

『「それでいいんだ」ってことがわかってくる』から。




……………過去から自由になるためには、過去を思い出せないぐらい、そして、未来を心配するヒマがないぐらい、とことん『いまここ』に生きるってことなのかな?  


2012年11月15日

自分を確実に成長させる生き方

阿部敏郎さんの著書「いまここ」からの抜粋です


明日なんていう日は頭の中にあるだけで、実際に存在するわけじゃない。

明日は明日になれば、「いま」に変わる。

いつだって、「いま」だから。


『僕たちはいつも「いま」の中で存在している。』


自分を「いま」生きること。


それができれば、『未来はおのずと展開していく。』


もし世界中の人がそのことに気づいて「いま」を生きたら、争うことも奪い合うこともなくなるだろう。

人は未来を考えるから、自分だけたくさん得ようとするんだ。


今日は1日、先のことを考えないで、「いま」がゴールだと思って、「いま」のことに集中してみよう。

歩くことも目的地を考えるんじゃなくて、歩くこと自体を楽しむんだ。

足が大地に触れていくことを意識し、風の柔らかさや聞こえてくる音に敏感になってみる。

何かのためにするんじゃなくて、やっていること自体を深く味わってみよう。

お皿を洗うときも、水道の水と、お皿と、手に伝わる感触と、その単純な関係に目覚めながら、ただお皿を洗うんだ。

そうすると、ふだん考え事をしながらやっていた同じ行為が、まったく違う味わいをもたらしてくれる。

それは僕たちを成長させてくれる、一番確実な生き方だよ。




……………いつもいつも“頭(マインド)”ってやつは、「アタシが段取りせねば大変なことになる\(゜ロ\)(/ロ゜)/」とばかりにゴチャゴチャゴチャゴチャ先のことを段取りしている…。

いい加減にしてぇ(明菜風に)  


2012年11月16日

天の仕組みはやっぱり絶妙

阿部敏郎さんの著書「いまここ」からの抜粋です

どこに住もうが、何をしていようが、

何かを得ているわけじゃないし、何かを失っているわけじゃない。


時々、他者のほうが自分よりいい人生を生きているみたいに見えるけど、

僕たちには平等に「いまここ」が与えられていて、

しかも目の前の状況は、自分からどう見えようと、自分にとって一番必要なこと。


天の仕組みは絶妙だ。

結局、この年になって行き着いた心境は……

「Let it be.」

「思し召すままに」。

『行く末に 宿をそことも定めねば 踏み迷うべき道もなきかな(一休さん)』

<訳>人生には、「こうでなければならない」というゴールや目的地など存在しない。目的地がないのだから、道に迷うということも失敗もない。



……………ここ最近、“すべては天にお任せし…”の心境で生きられているなぁ

揺るぎない信頼感のような感覚がむくむくと。  


2012年11月16日

これでいいのだ!

阿部敏郎さんの著書「いまここ」からの抜粋です

思いもしなかったことが次々に起きて、いつのまにか成就していることもあれば、

自分がそうしたいと思っても、そう成らないものもある。

結局は『そう成れば成るし、成らなければ成らない。』


この当たり前のことを受け入れるには、

自分が事を起こしているのではなく、

「事は起きている」ということを知ることだと思う。

冬のうちに新芽を地表に引っぱり出そうとしても、無理な話。

春になればおのずと顔を出すのであって、

それは「起きている」んだよね。


『事は起きている』

自分がやっているんじゃなくて、起こっている。

結果を心配してもしなくても、

事はそのように起きていく。

喜ぼうが悲しもうが、事はそのように起きていく。

だから

『結果はお任せして、いま、目の前のことに心を込めて生きてみる。僕らにできるのは、それだけだよ。』


余計なことまで背負い込まないでね。


そして起きていることは、長い目で見ればいつだってベストなこと。

いまの自分にちょうどいいこと。


今日も生かされている。

僕たちはいつだって100%祝福されている。


これからも、起こることが起きていくんだね。

「これでいいのだ」




……………ちょっと納得いかんぞってことがあって、

「事を」起こそうとしている自分にたった今気づいて…

いーの、いーの(笑)

「これでいいのだ」  


2012年11月17日

充実した毎日に変える基本レッスン

阿部敏郎さんの著書「いまここ」からの抜粋です


いつもいま、自分が真っ先にやるべきことは何なのか。何を大切にして生きるのか。

僕はこうしようとしている。

いつもいま、安らかな落ち着いた気持ちでいること。

温かい幸せな気持ちでいること。

それが一番の目的だ。

『そのために生きている。』

忙しさで我を忘れそうなときこそ、そのことを思い出す。

嫌なことがあってイライラしそうなときこそ、そのことを思い出す。

まずはそういう自分になって、目の前の現実に取り組むんだ。


そうすると、その場その場の感情で動いていたときよりも、ずっと正確な行動が取れるし、結果もいい。

なにより、そのとき幸せな気持ちでいられたら、それに越したことはない。

僕はもともと、すぐにカッとしやすくて、あれこれ思い詰めてしまうタイプだから、新しいこの生き方はとても効果的だ。

昔なら嫌なことがあったとき、心の中で誰かを責めたり罰したりしていたけど、いまは違う。

そんな時間があったら、安らかな心を取り戻すことに専念するんだ。

具体的なやり方は、例の呼吸法。

ゆっくり深呼吸しながら、

「息を吸って、私は静か……」

「息を吐いて、私は微笑む……」

で、実際にニッコリ笑ってみる。

これを2、3回繰り返すと自分を取り戻す。

僕らは忘れっぽいから、いつもいつも意識している習慣を持つといいよ。

今日も一日、そんなふうに暮らす僕なのであった。

あなたも一緒にやってみない?




……………驚いた

昨日、ちょっとイラッとしそうな自分に気づいたとき……

咄嗟に、この呼吸法をやっていたよっ

私、やるじゃんっ(≡^∇^≡)  


2012年11月18日

いいも悪いも存在しない

阿部敏郎さんの著書「いまここ」からの抜粋です


仕事でも人生でも、何をやってもうまくいくときと、どうしようもないと思えるときが繰り返し訪れるよね。

始めたときはワクワクした仕事も、いつのまにか「やるべき義務」になってしまうことだってある。

でも、心配はご無用。

起きることはいつだって「中立」だから。

その出来事自体に「いい」「悪い」が含まれているわけじゃない。

見方によって、それが決定されるんだ。

たとえばやっている仕事に情熱が持てなくなったとしたら、それは

『自分がさらに高みに上る時期がやってきていて、「その準備に取りかかりなさい」というシグナル』

かもしれない。


衰退も同じだ。

古いものが去っていき、

『新しいものがやってくるための道を開いてくれているんだ。』


吸う呼吸、吐く呼吸……。

どちらも同じだけ大切だ。

だから、いま起きている現実に惑わされないでね。

いずれそれも終わるときが来て、また新しく何かが始まっていくから。


この先、時代はますます変化していくだろうけれど、大丈夫。

あなたは、起こる出来事がすべて、自分のより高い人生に向かうために用意されたものだって知っているからね。

それが『人生の流れを信頼する』ってこと。

この感覚を徹底すれば、抱えている荷物の半分は降ろすことができる。

そしてもっと自由な発想で、冒険心にあふれた人生を創り出していけるよ。



……………フムフム。前は、こういう話、「わかるような気がする」っていう感覚だったんだけどね…

いまは確かに「そうだ」っていう確信のような感覚になっているのがわかるなぁ

リラックスして、こう…客観的に自分の人生を眺めてみると…

なんて愛しい人生なんだろう…って思えるなぁ。

視力を使って「見る」のとは違う「何か」を見ている自分を感じています

あはは(≡^∇^≡)
わけわかんないねっ(笑)(笑)(笑)  


2012年11月19日

天職の見つけ方

阿部敏郎さんの著書「いまここ」からの抜粋です


天職とか一生の仕事、ライフワークって何だろう?

まずは、それをするのが好きだということ。

他人よりうまくできることを知っていること。

とことん追求してみたくなること。

追求していく途上で、既成のやり方に違和感を持ち、もっとこうしたほうがいいというアイデアが湧くこと。

そこまでくれば、ライフワークにつながる分野だと言えるだろう。

そんな新しいアイデアや技術は世界に貢献し、金銭などの形で自分に返ってくるんだ。


最初は、こんなことは単なる趣味で、どうしたって職業にはならないと感じるかもしれない。

自分が好きなことなんて、たいしたことじゃないって感じたりもする。

そんな人は、

『自分を敬う』
『自分の好きなことを敬う』

という習慣をつけよう。


「自分がこういう人間だったらいいのに」という考えを捨てて、

『いまのあるがままの自分の素晴らしさ』

をもっとたくさん見てあげよう。

そうすれば、『前に進むことが容易になってくる。』

自分にはまだ開発されていない能力(ライフワーク)があるはずなのに、それが何なのか、わからないって人もいるだろう。

そういう人は、こう考えよう。

自分がそのライフワークを発揮するまでに必要なことが、すでにいままでの人生で起きてきている。

いまやっていることも、この先のより壮大でワクワクする活動のための布石作りなんだ。

たとえ、いまはわからなくても、

『人生には何ひとつ無駄はなく、そのすべてが統合されて花開くときが来るよ。』


自分が何をやるのが好きで、自然にやっていることは何か、得意なことは何か、

『世間の価値観に惑わされずに考えてみよう。』

人生においてもっとも大切な態度。それは、「自分の人生の流れを信頼する」こと。

忘れないでね。




……………修行と名の付くものが好きで、自然に瞑想をやっている。得意なことは勉強すること。  


2012年11月20日

すべての秘訣はいつだって…

阿部敏郎さんの著書「いまここ」からの抜粋です

心のリラックスはあらゆるものに通じるキーワード。

すべての秘訣は、いつだってリラックスすること。

そして、優しい気持ち。

自分や周囲との闘いをやめること。


大丈夫だよ、どんな状態もどんな状況も刻々と変化していくから。


『安心して、流れのままに……ね。』




……………キーワードは『リラックス』と『優しい気持ち』  


2012年11月21日

成功者になるには

阿部敏郎さんの著書「いまここ」からの抜粋です


成功って何だろう?

目標が実現されて、お金がたくさんあって、名刺の肩書きが裏面まで伸びている人かな。

大きな会社を経営して、たくさんのお金を持って、大きな家に住んで、高級車に乗って、目標を次々に達成している人が成功者だって思われがちだけど、本当にそうだろうか。

僕の知り合いにも、そんな経営者がいる。

彼は成功者かな。そうじゃないのかな。


『答えは……本人だけが知っている。』


僕から見れば、彼は成功者には見えない。だけど、彼自身が「自分は成功している」って心から思えれば、彼は成功者だろう。

それは自分が決めているんだ。

で、彼の場合はどうやらそうは思っていないみたい。

だからどんどん忙しくなっていくし、困難な現実を自分に引き付けていく。

『「自分は成功している」って思えたら、その瞬間からもっとスムーズに喜びや豊かさを引き付けていける。』

だから、自分を成功者だと認めることはとても大切なことだ。


目標を達成しなくても、銀行預金がなくても、いますぐに自分を成功者だと思うことは可能だよ。

鏡に向かって、

『私は成功しています』

って言ってみよう。

どんな気がする?

違和感がある人は、否定的な気持ちがたまっているのかもね。

だったら、気持ちを変えてみよう。

『あなたは成功者だ』。

だって奇跡的な確率で生まれてきて、ここまでいろんな苦労を乗り越えてこられたし、うまくいったこともたくさんあった。

そしていま、より高い自分を生きようとしている。

あなたの選択次第で、この先の人生をどのようにも展開させることが可能だ。

自分の成長のために使える時間だって、その気になれば自由に作れる。

古今東西、そんなに恵まれた人がどれくらいいただろう。


「私は成功者です」

その言葉を体中の細胞が納得するまで、繰り返し自分に言ってあげよう。

さらにあなたに成長と豊かさが流れ込んでくるよ。

『それを決めるのは自分だ。』

健闘を祈ります。




……………「私は成功者です」って鏡に向かって言ってみたら…

鏡の中の顔はニッコリ微笑んでくれた  


2012年11月22日

雨降らば降れ、風吹かば吹け

阿部敏郎さんの著書「いまここ」からの抜粋です


昨日、サウナに行ったときの話。

熱いサウナに入った後、必ず水風呂に入るのね。

いったん入ってしまえばOKなんだけど、動いたり人が入ってきたりしたら、また冷たさがしみるわけ。

そしたら突然、大柄のオヤジがザブーン!!って入ってきて、そのまま潜水してバタバタやってるんだ。

普通ならカッとするし、その正当な理由も瞬時に見つかる。


その1…狭いんだから、人の迷惑も考えろよ

その2…髪の毛まで水につけたら汚いだろ

その3…オヤジ、体うねらせて気持ち悪いんだよ

その4…冷てー

その5…俺に挑戦してきてんのか


そんな、いつもの狭量心の“自我大王”の僕が、このときばかりは瞑想中でちょっと高い意識でいられたのか、まったく動揺しない。

おじさんが大きな魚かジュゴンに見えてきて、相手が魚だったら怒らない自分を発見。水がちゃぷちゃぷして面白い。

水風呂が同じように荒れても、考え方ひとつで何でもないことにもなる。

そうだ!いい悪いを判断せずに、ただ単に“起きている現象”としてとらえれば、被害者にならないし、感情がフックされない。

『起きることは起きる。「そのことをどう考えるのか」は自分の自由だ。』

こんな経験もまたよし、だ。

何がきても何が起きてもWelcome!だ。

雨降らば降れ、風吹かば吹け(おお、カッコいい!!)。


そんなわけで、今日1日、このことに留意して生きてみよう。


『今日1日は何事も、いい悪いを判断したり、決め付けたりしない』


それじゃ、みなさん、今日もハッピーライフをね!




……………これこれサウナに限らず、こういうこと、よくあるっ(笑)

で、こういう風にできるときとできないときがあったりして。

できない自分を責めたりして。

あ、でも今は少なくとも自分を責めることはなくなったなぁ

だって、何をしようが何を考えようが、私には自分専門の応援団長がついてますからっ(笑)


それにしても、阿部敏郎さんのこういうこと書いてくれるところが大好き

で、すごく納得できるんだよなぁ  


2012年11月23日

ストレスが消える考え方

阿部敏郎さんの著書「いまここ」からの抜粋です


僕はもともとせっかちな人間で、なんでも早くすませてしまわないと気がすまない。だから渋滞になると、すぐにイライラが始まってしまうんだ。

渋滞に巻き込まれると、お約束のように頭の中でひとり言が始まる。

「違う道にすればよかった」

「もっと早く家を出ればよかった」

これって、『“起きていないこと”を引き合いに出して、自分を責めている』んだよね。

そのうち、

「なんで今日に限って」

「この季節は工事ばかりだ。予算を使い切る気だな」

なんて、自分勝手な文句が始まる。

さらには、

「遅れたら、どうしよう」

「いい加減な人間に思われちゃう」

そんな会話が頭の中で堂々めぐり。

それがどうだ。最近は、

「息を吸って、私は静か」

「息を吐いて、私は微笑む」

のおかげもあるのか、むしろそれまでのスピード感をゆるめてリラックスできるようになった。

『いまや渋滞は“ゆったりとした気持ちになれるチャンス”だ。』


同じ現実でも、考え方や心のあり方でまったく違うものになってしまう。

これはほとんどのことに言えると思う。現実そのものが直接心に影響を与えているんじゃなくて、その見方、認識の仕方が影響を決めている。

だから、躍起になって外側の原因を減らそうとしたり、たまったストレスを緩和させようとする前に、一歩、現実を離れて見られる、余裕ある自分を作り出すことが大切だなぁって思うんだ。





……………余裕ある自分かぁ